AQUOS sense6の購入動機
Zenfone 8がmy daizの定期測位設定をオンにすると24時間程度しかバッテリーが持たないのでもう少しバッテリー持ちのいい端末を検討していた。また重量的にも少々重い。arrows Be4 Plusに戻すというのもありなのだが指紋認証が背面なのは使い辛い。この辺は好みの問題でもあるのだが。AQUOS sense6とXperia 10 IVで比較をしていたのだがスペック上、AQUOS sense6に傾いているところに楽天からMNPする人からsense6を買い取ることに。6GB/128GB版。Xperia 10 IVの幅67mmも捨てがたいのだが価格的にケース必須。そうなるとサイズと重量の恩恵がなくなってしまう。
AQUOS sense6の第一印象
幅はノギスで計測したところ70mmちょうど。重量は秤がないので不明。スペック上は156g。ただ160gのarrows Be4 Plusと比較するとBe4 Plusの方が軽く感じる。材質や形状の違いからだろうか。机の上から持ち上げる時の感覚はAQUOS wishの方が厚みがあり持ち易いかも。端末は薄ければよいというものでもない。背面の材質はAQUOS sense5Gと同じか?サラサラではないので裸運用は出来るか。無理っぽかったら背面保護フィルムかな。
ディスプレイはくすんでいると言われていたがアイコンの色等は確かに少し黒っぽいかも。後で設定を調整してみよう。
イヤホンジャックはやはり下側の方が使い易いかな。この辺りも好みが分かれるけど。
AQUOS sense6を1日使ってみて
(9/25追記)
ディスプレイの輝度は直射日光下でも十分。ただコーティングなのか虹色の反射が見える。少し影にするだけで見えなくなるからたいしたことではないけど。sense5Gの液晶も視野角の変化に強いと思うが有機ELのsense6の方がさらに強い。色合いは世間でよくいわれているナチュラルにした。特に違和感は感じない。
サイズ感的には悪くないが。幅70mmだとやはり片手持ちは難しいのかも。ただ、これは様々な要素が絡んでくる。自分の手のサイズの場合、絶対に反対側に指が届かないということはない。AQUOS sense6の場合は右手で持って左側の一番下は無理をしないと届かない。少し上なら届く。その辺りはメーカーも意識しているのかホーム画面のドックはドックの下側にスペースがある。AQUOS sense5Gも同じような配置となっている。
ちなみにZenfone 8はかなり下側にドックが配置されている。サイズ的にはTPUケースを付けたZenfone 8の幅は70.1mmである。
が、Zenfone 8は少し厳しいが左下のボタンに指が届く。理由はZenfone 8はTPUケースを付けていてAQUOS sense6より滑りにくいのと縦の長さが短いのでバランス的により下側で持ち易いから。
AQUOS sense6はドックの位置が上にすることでホーム画面での操作性は確保した。その分、画面を使い切れていないのだが。ちなみにiPhone 13 miniは全体に小さいので楽勝。iPhone SEは下ベゼルがあるので問題なし。arrows Be4 Plusは下ベゼルが少しあるのとドックがAQUOS sense6ほどではないが少し持ち上がっている。Pixel 4aは一番下が検索バーになっている。という状況。ホーム画面はそれぞれの工夫で対応しているがアプリはどうだろう。幅70mmクラスはどれも厳しい。多少無理をすれば届く端末もあるが無理をすると指を痛める。このあたりはアプリ作成者にも少し意識してもらいたい。ちなみに左下にあるボタンが戻る操作であればAQUOS sense5Gは指紋センサーの設定で戻る操作を当てられるのでそこでカバー出来る。
指紋認証に関しては登録は時間がかかる方。認証は100%成功するわけではないが今のところマスク使用のFace IDよりはいい感じか(iOS 16で改善されたとの噂あり)。あまりに成功率が低い場合は登録に問題があるのでやり直した方がいい。ただ認証に失敗しているのか単に反応していないのかがわからない動きをしている。反応していないとしたら何なのだろうか?
電源ボタンはもう少し主張をしてもいいかな。押すときにちょっとわかりにくい。指紋認証をする際には電源ボタンを押すか画面をダブルタップする必要があるのだから。画面のダブルタップに関しては夏場の胸ポケットで誤動作の可能性があるので電源ボタンは押しやすい方がいい。
オーディオに関しては重大な問題(?)が発生。これはAQUOS sense6の問題というよりAndroid 12の問題だと思うがイヤホンジャックから20kHz超が出力されない。なお、いくつかのType-C DACを試してみたがそれも出力されない。
AQUOS sense6+Neutron Music Playerで96kHz/24bitを再生
Android 11のときにRMAAを取っていないので確証はないがAndroid 11のときに20kHz超が出力出来ていたZenfone 8でもイヤホンジャックからの出力が出来ないのでまず間違いないだろう。アプリで対応できるのかOSの更新が必要なのかは不明だが。
(9/26追記)上のハイレゾの件、測定環境の問題である可能性が高くなった。
(10/02追記)
PC側のLine入力の設定が弄った認識がないのに変わっていた?NeutronがLine Outと認識せずSpeakerと認識した?等々が重なっていたようでいろいろ確認して取り直しをしたらちゃんと取れた。左右の違いもなく綺麗である。
AQUOS sense6+Neutron Music Playerで96kHz/24bitを再生
購入時に比較検討したのはXperia 10 IV
購入時に比較検討したのはXperia 10 IVだがスペック上、以下の点でAQUOS sense6に軍配。
- ディスプレイ:AQUOS sense6は10億色表示、最大輝度1300nit。Xperia 10 IVは1677万色、最大輝度700nit
- HDRコンテンツ:AQUOS sense6は対応。Xperia 10 IVは非対応
- カメラ:AQUOS sense6は1/2.0インチ+1/4.0インチ+1/4.0インチ、Xperia 10 IVは1/2.8インチ+1/4インチ+1/4.4インチ
もちろんスペックで全てが決まるわけではないがハードウエアは購入後に向上することがないので。ソフトウエア部分はバージョンアップで変わったり他のソフトウエアで代替出来る可能性もある。HDRコンテンツに関してはスマホで見るかという疑問はあるがYouTubeでも始まっているようなので一気に来る可能性もある。Xperia 10 IVもよいところはあり幅67mmは魅力だが価格的にケースを付けたく、そうなると裸運用のAQUOS sense6とほぼ差がなくなるし重量は20g近く重くなってしまう。ノッチのないディスプレイ、電源ボタン兼用の指紋認証センサーなどもよいのだが全体のスペックとしてはAQUOS sense6が上と思える。SoCに関してもSnapdragon 690と695で通常使用において差を感じられるとは思えない。
AQUOS sense6のカメラ
(10/05追記)カメラをちょっと試してみた。
画素数、標準は4000x3000で広角と望遠は3264x2448になる。
Lightroom mobileのカメラでも撮影してみた。サイズは何故か3840x2160。なお、Lightroom mobileではRAW(DNG)の出力も出来る。サイズは標準カメラと同じ4000x3000の12MP。Zenfone 8では48MPで出力されたがそのサイズは扱い辛いので12MPで十分だと思う。またLightroom mobileでは標準以外のカメラは扱えないようである。iPhone版のLightroom mobileは切替が出来そうなのだが。
比較用にiPhone 13 miniでも撮影してみた。
AQUOS sense6単体でみるとさほど悪くないがiPhone 13 miniと比較するとシャープさが違うというかピントが甘いというか…。まあ、そもそも比較になる相手ではないな。AQUOS sense7でどうなるかな?センサーサイズだけで言えば1/2.0のsense6、1/1.9のiPhone 13 mini、1/1.55のsense7となるが。
AQUOS sense6のイマイチなところ
(10/09追記)AQUOS sense6を約1週間使用してイマイチなところ。
- 指紋認証の失敗:これは指紋認証が失敗するというよりタッチしたことを認識出来ていない感じ。2回くらい無反応で3回目で反応するとか。反応さえすれば失敗するケースはほとんどない。アプリ使用中はほとんど感じないのでタッチセンサーではなく指紋認証用のセンサーのせいか?光学式だっけ?
- 電源ボタン:サイドフレームの中央が窪んでいてその底から出っ張り幅をみているのかもしれないが電源ボタンが押しにくい。もう少し出っ張っていてもよさそう。
- 特定の自動販売機とNFCの相性が悪い:これはAQUOS sense6の問題というより自動販売機側の問題だと思う。コンビニでのvisaタッチ、Suicaでの改札、その他大抵の自動販売機でのSuicaには問題がないが特定の自動販売機で決済がスムーズにいかない。この特定の自動販売機が一番よく利用する自動販売機のでなんとも…
- サイドフレームが滑る:背面はそれほどではないがサイドフレームがTPUより滑る。TPUのケースを利用するか背面保護フィルムを利用するか。サイドフレームが滑るのに背面保護フィルム?arrows Be4 Plusはそれでなんとかなっているので。幅への影響もないし。しかしよく考えると親指の届く範囲の問題なので影響するのはケースの片側の厚みのみなのでそれならばさほど考えなくてもよいか?電源ボタンの件と合わせて解消出来るかもしれない。
- (10/10追記)エモパーの起動に失敗する:端末を移動させたりするとエモパーを起動しようとしてディスプレイが点灯するのだが結局エモパーが喋らずに終わる。AQUOS sense5Gではなかった挙動。
- (10/22追記)電源ボタンで画面消灯しても一呼吸置いてロック画面が表示される。いろいろ試したところ、セキュリティ→画面ロックの「電源ボタンですぐにロックする」とディスプレイ→ロック画面の「画面をダブルタップしてロックを画面を表示」を両方ともオンにしていると発生する模様。エモパーの件もこのあたりが原因?
AQUOS sense7と比べて
(10/09追記)AQUOS sense7が発表されたがそれと比べてどうか?sense6からsense7になって劣化(?)したところは
- 望遠レンズがなくなった
- HDRディスプレイ非対応(Snapdragon 695の仕様)
といったところ。もともとあまり写真とらないし望遠といっても35mm換算で53mm程度ではさほど意味は無いしメインカメラのスペックアップの方がプラス面が多いかな。ディスプレイもHDR非対応だけど10億色表示は対応している。とはいうもののHDRも10億色もスマートフォン単体で見るようなコンテンツがほぼない。それよりもディスプレイの輝度を適切に調節出来るかの方が影響が大きい。画像の見栄えがよくない→輝度不足。調整したら問題なし。というのはよくある。サイドフレームがフラットになったことで電源ボタンの問題も解決していそうだし乗り換えを考えてもいいかも。ただカメラ上部のアンテナ線(?)はあまりセンスのいいデザインとは思えないが。それと自動販売機の問題がなぁ。
(10/10追記)AQUOS sense7の情報を見ているところだがなかなかよさそうな感じではある。AQUOS sense5Gはsense4の筐体に無理矢理Snapdragon 690をねじ込んだ感じがする。結果、パーツの配置に無理があり変な力のかかり方をして物理的に壊れているのではないか?発熱も考えたが自分のsense5G、発熱でディスプレイの輝度を制限されることはあっても壊れずに元気で稼働している。各サイトで行っているAnTuTuのベンチマークでもsense6の方がsense5Gより発熱している。物理的な問題であれば同一ユーザーの端末が何度も壊れるのも理解出来る(扱い方に問題があるのでは?)。それに対してsense6は当初からSnapdragon 690に合わせて設計されているのでsense5Gのようには問題になっていなさそう(sense5G以降ノイズが多くて…)。ただsenseでは初めての有機ELディスプレイのせいか色の調整等細かいところに不満が。sense7ではカメラ以外に大きな変更が入らず細部の煮詰めが出来いるのではないかと。
AQUOS sense6のケース
(10/26追記)裸運用でと考えていたがやはり少し滑る。側面の材質か?ということでTPUケースをいくつか購入してサイズを計測。ちなみに本体の幅は69.9mm。
- エレコム:幅72.2mm。今回の中では一番薄い。ただ、ボタンの処理が雑(?)で面取りをしていないので指に引っかかる。AQUOS sense5Gも同じような仕上げだった。iPhoneのケースは異なるのであまり数が出ないものはコストカットか?
- MY WAY SMART:幅73.0mm。今回の中では一番厚い。また上辺と底辺がピッタリとしておらず少し丸く浮く感じ。Zenfone 8のケースはよかったのだが…
- shizukawill:幅72.8mm。ボタン周りの仕上げはよい。上辺がほんの僅かに膨らんでいるか?いないか?微妙。
とりあえず今回はshizukawillを使ってみる。
AQUOS sense5GとAQUOS sense6のディスプレイ比較
(11/05追記)AQUOS sense5GとAQUOS sense6のディスプレイを比較してみた。撮影はコンデジ(OLYMPUS SH-1)。sense6の方が思ったより縦が長い。改めてスペックを確認するとsense5Gは2,280 x 1,080、sense6は2,432 x 1,080だった。四隅はsense5Gの方がより四角い。時計等、端まで寄せきっていないので好みの問題かもしれないがsense5Gの方が好きかな。画質はsense5Gは標準、sense6はナチュラルにしている。sense5Gはお勧めやダイナミックだと派手過ぎ、ナチュラルだと地味すぎ。sense6はナチュラル以外だと黒が強すぎ?こうして見るとsense6の方がホワイトが黄色っぽい。まあ、ナチュラルだからそんなものか。比較しなければあまり気にならない。しかし被写体がちょっと変わるだけでISOとか変わる。なのでスマホのレビューでカメラの画質を比較しているの条件が同じにならないのであまり信用できない。方向性くらいはわかると思うけど。
AQUOS sense6がAndroid 13に対応
(01/07追記)国内ではPixelの次にAndroid 13に対応ということで早速Android 13にしている。この対応で顔認証がマスク対応したということで利用しているがとても便利である。失敗がほぼないので逆にちゃんと認識しているのが不安になるくらいだがsense7が他人受入率0.002%未満なので同等と思われる。指紋認証がほぼ不要なのでこれならガラスフィルムを貼ってもいいかも。メイン機に返り咲きか?
カメラ(その2)
暗所。フルHD。60fps。15748kbps。