現時点での5Gまとめ

作成日:2021/03/14 更新日:----/--/--

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5Gの通信方式

5Gの通信方式にはSA(スタンドアローン)とNSA(ノンスタンドアローン)がある。現在のスマホはNSA方式。
5Gのメリットとして低遅延というのがあるがNSAでは低遅延の恩恵は受けられない。

5Gの周波数帯

5Gの周波数帯はSub6とミリ波がある。Sub6はドコモがn78(3.7GHz帯)とn79(4.5GHz帯)、auがn77(3.7GHz帯)とn78、ソフトバンクがn77、楽天モバイルがn77。ミリ波は4キャリアともn257(28GHz帯)。帯域幅が大きく取れるミリ波の方が速度が出せるが通信の条件がシビア。個人的にはモバイルでミリ波は無理ではないかと思う。n79を使用するキャリアが世界的に少ないのでSIMフリー端末はn79に対応していないものがあるので要注意。ドコモがn79をn78のオプションとしてエリア展開を行うならよいがn79のみのエリアがある場合、端末によってはその場所で5Gが使えないという事になる。

転用

現在4G(LTE)で使用している周波数帯を5Gでも使用すること。auとソフトバンクが積極的に行おうとしている。ただし帯域がSub6の100MHz幅に対して転用する帯域は40MHz幅と狭いため速度がでない。その上、NSA方式のため低遅延のメリットもない。「なんちゃって5G」と言われる所以である。

MVNOの5G

現在の4GでMVNOが遅いのはPOIと呼ばれる自社システムとキャリアを繋ぐ部分の容量不足が原因である。この部分が4Gと5Gで共用になっていれば5Gになっても速度はあがらない。

結論

SA方式が始まるまで5Gにする意味はほぼ無い。5G用の料金プランがお得、5Gを使ってみたいというのであればいってみよう。端末はAQUOS sense5G(SH-M17) がSub6全てに対応しているのでお勧め。