1e100.netへのアウトバウンド止めるとおかしくなるサイト

作成日:2019/02/16 更新日:--/--/--

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1e100.netとは?

そもそも1e100.netとは何者か?Googleが管理しているドメイン。普通のサイトを閲覧してもサイトの中にGoogle関連のリンク(Adsense等)があると1e100.netへの通信が発生する。実際のIPアドレスは

となっている。増減はあるのと一部、1e100.net以外が含まれているがアメリカ企業のドメインで通常は影響ないだろう。

アウトバウンドを止めるとどうなる?

アウトバウンドを止めるということはブラウザ(PC)から向こうのサーバーへの通信をブロックするということ。やり方はWindowsのファイヤーウォールの送信の規則に新しい規則を追加しスコープのリモートIPアドレスに先程のIPアドレスを登録する。プログラムは全てにしてもよいがいろいろと不便なのでブラウザだけを指定する。Edgeの場合のパスは%SystemRoot%\System32\MicrosoftEdgeCP.exeとなる。この辺りはタスクマネージャーでファイルの場所を開く等で探せる。で、1e100.netへの通信を止めると

この辺りはわかる。Googleへの情報提供を行わないのだからサービスも提供しない。が、これだけではない。

過去に出会ったのはこんな感じ。これらに関してサイトの作成者はどのように考えているのだろうか?インバウンド、すなわち受信をとめたらサイトはきちんと動かないのは当然である。そうではなくアウトバウンド、送信、それも見ているサイトとは別のところへの送信を止めるとサイトが正常に表示されない。うちのサイトを使うならGoogleへ情報を提供しろと考えているのだろうか?Googleの広告を出して収益をあげているのだからそれが見れない環境の人には提供するサービスも限定する、そう考えているのならばそれは構わない。しかし、何かしらのWebパーツを使用して知らない間にGooleへ情報を提供しているのだとしたらどうなのだろう。それは閲覧者だけではなくサイトの作成者も顧客情報を搾取されていることにならないだろうか(パーツの利用規約に書いてあると思うけど)?1e100.netへのアクセスに限らずFirefoxでトラッキングを制御しても動作がおかしくなるサイトがある。GAFAへの規制が言われ始め閲覧側が自分の情報がどのように使われるか今まで以上に意識し始めるだろうからサイトを作成する側も自分が作成したサイトがどこへ情報を流しているのか意識した方がいいのではないか。