何故なのか?
サイトの閲覧者がbotとクローラーばかりである。もともとアクセス数が少ないがその中で人間は更に少ない。何故なのか?やはり検索順位が低いのが原因だろう。ちなみにメインのサイト以外にサブドメインでWordPressによるブログを開設しているがこちらの方が平均して検索順位が高い。
検索順位が低い理由
検索順位の要素としてはコンテンツの内容と被リンクと言われている。コンテンツの内容に関しては同じ人間が同じような事を書いているのでそうは差がないだろう。そうなると被リンクか?Search Consoleで状況を確認してみる。
- メインサイトの外部リンク:586件
- ブログサイトの外部リンク:28,454件
圧倒的である。が、少々おかしい。ブログサイトの上位のリンク元サイト、メインサイトのドメインである。つまり
- メインサイト(このサイト):bmw-and-more.info
- ブログサイト:digital.bmw-and-more.info
- ブログサイトの上位のリンク元サイト:bmw-and-more.info
という状態。こうなる理由はおそらくブログサイトの実体がbmw-and-more.info/hogeなのでそこからのリンクを外部リンクとして認識しているのだろう。しかしサブドメインのからのリンクを外部リンクとしていいのだろうか?ここはGoogleのアルゴリズムの問題。もう一つおかしいのは仮にブログの一記事をリンク元としたとしても現在のブログの記事数が約1,100なので25倍程度に膨れている。WordPressはカテゴリーや月単位のページを作るのでGoogleはそれらも1ページとして認識しているのか?WordPressが狙ってやっているのかGoogleが考えていないのか。このおかしなリンクを除いた被リンクの数はメインサイトの方が少し多い。Googleも状況は認識しているだろうからこのようなリンクがそのまま評価に繋がっているとは思わないが。もしそのまま評価に繋がるようであればメインのサイトを公開しつつサブドメインでWordPressのブログを公開するのがとても有利となってしまう。
WordPressのhtml出力と比較してみる
コンテンツのレベルは同じ、被リンクは正しく評価されているとすると後はページの構成(metaタグ等)か。WordPressが出力したページの構成を見てみるとトップページの場合は
- head内のtitleタグ:サイトタイトル+キャッチフレーズ。結構長い。
- headerタグ内のh1タグ:サイトタイトル
- headerタグ内のpタグ:キャッチフレーズ
- articleタグ内のheaderタグ(そういう使い方ありなんだ)のh2タグ:記事タイトル
記事ページの場合は
- head内のtitleタグ:記事タイトル+サイトタイトル
- headerタグ内のpタグ:サイトタイトル
- headerタグ内のpタグ:キャッチフレーズ
- articleタグ内のheaderタグ(そういう使い方ありなんだ)のh1タグ:記事タイトル
その他にhead内のlink relでdns-prefetchやprev、next、alternate、canonical等がある。あとは記事内容になる。テーマによって異なるかも知れないが現在使用しているテーマではこんな感じ。description等のmetaタグはない。確かに中途半端なdescriptionを書くよりはない方がいいのかもしれない。ただGoogleでは記述を推奨。文章でなくてもいいみたい。今のdescriptionの書き方はあまりよくなさそうなので少し変更してみる。headerタグ内のpタグは使った方がよさそうな気もするが今のページデザインだとheaderタグ内に文章を入れるスペースはないな。そうなると現状と変わらないな。ただ今回調べている中でサイト内リンクが少ない気がしたのでトップへの戻りはheaderタグ内に出るようにするか。ただWordPressのサイト内リンク、カテゴリーやら最近の投稿やらでかなり水増しされる。実際、サイト内を回遊しやすくなるのであれば単に水増しとは言わないかもしれないが。しかし、これを手動でやるのは難しいので今回は見送り。link relはそもそも対象にならないものもあるしcanonicalはミスをした場合のリスクもあるので安易には入れられない。結局、変更点はmetaタグのdescriptionの記述内容の変更とトップページへのリンクの追加くらいか。追加でTwitterカード、この際だから入れてみる。さて、これで評価はかわるのか?