購入動機
SHANLING M0Proがバランス接続使える→FIIO FD3を4.4mmバランス接続にリケーブル→PCやAndroidで聴きたいときに4.4mmがない→SHANLING M0ProをDACで使えば→再生途中にノイズが入る&foobar2000だと最初の曲の立ち上がりが欠ける。ということでどうやっても解決出来ないのでFIIO KA13を購入。
スペック
- サイズと重量:56.3mm x 22mm x 10.5mm、重さ18.5グラム
- DAC:CS43131 x 2
- オペアンプ:SGM8262 x 2
- 対応サンプリングレート:PCM:384kHz/32bit、 DSD:DSD256(Native)
イヤホンジャックの出力
再生環境はarrows We2 M07(Android 15)+UAPP、ビットパーフェクトモード・オン。SHANLING M0Proより高音域の落ちが早い。SHANLING M0Proと同様にオーディオ機器という雰囲気。スマホやType-C DACはほぼ真四角になってしまいなんだかなぁ……という感じなので。そして驚くべきはノイズの小ささ。SummaryでNoise levelがVery goodって初めてではないか?計測環境が変わってしまったので比較が難しいがAMS-22経由で調べたXperia 10 VI XQ-ES44で-88.8。KA13は-93.5である。SHANLING M0Proを計り直せばいいのか。
数時間使って見て
まず懸念していたノイズは出ない。foobar2000での曲の立ち上がりも問題ない。音源のサンプリングレートが変わるタイミングでポップノイズが出るという情報もあったがうちの環境(Windows11 24H2+SONY Music Center・foobar2000、arrows We2 M07(Android 15)+UAPP)ではそこも問題なし。ということで解決したい事項は一応OK。ただarrows We2でアルバム指定で再生していてアルバムが終了して放置するとアプリが終了するのかそのタイミングでノイズが出た。ボリューム制御はボタン式の50段階、Androidにアプリをいれれば画面で変更可能。しかしデスクトップモードオフでもレベル3くらいなのでもう少し下げてもらいたい。PC側のボリュームも有効なのでそちらも下げればいいのだがそれをやると音が小さいと感じでKA13側で音量を上げても削られた音は元に戻らないんだよね。この辺りの話はReplay Gainで音が悪くなったに書いた。少し下げるくらいならわからないんだけど。本体にディスプレイがなくボリュームの位置がわからないのも地味に不便。普段使用する位置が中央に近いところならそれほど気にしないのだが加減に近いので少し下げすぎるとゼロになってしまう。それなりの音量があるところからゼロになるというところからももう少し下側にシフトした方がいいのではないかと思う。一度Androidのアプリに接続したら音量が下がった感じもする。ファームウェアのバージョンは0.15だったので0.17にアップデートした。ローパスフィルターはNon over-sampling filterにした。LEDライトによるイルミネーション、青色はいいのだが96kHzの再生時、これは黄色?緑色に見えるが。DSD音源がないので確認がとれない。音質より機能面でKA15かKA17の方がいいかも。ただKA15、省電力に振っているためか曲間が長い場合の立ち上がりでノイズが出るとかいう書き込みをどこかで見た。結局、買えるなら価格で妥協するなという話だな。妥協せずに買って問題が出ても諦めがつくから。
音質は……まあわからんよ。一定レベルを超えたら再生機器よりイヤホン、スピーカーによる影響がほぼ全てだから。
本体はPCの刺しておくだけて少し熱くなる。持てないような熱さではないがパーツの劣化も気になるので使用時以外が抜いておく方がいいかも。
iBasso Jr. のMacaronも検討したのだが4.4mmのジャックが固くプラグへのダメージがみたいな情報があったのもありKA13にしたがKAもまあまあ固い。SHANLING M0Pro用の4.4mm変換アダプターはとてもいい感じなのだが。