iPhone側の設定
iPhoneでOneDrive for Businessに写真をアップロードするにはOneDriveアプリを使用する。アプリ自体は個人用のOneDriveと共通なのでアカウントを追加すればよい。その上でアプリの設定画面からカメラのアップロード画面を選択しOneDrive for Businessのアカウントを選ぶ。アップロード後のフォルダ整理として年別に整理と月別に整理があるので好きな方を選ぶ。「月別に整理」を選ぶとカメラロールフォルダの下に月のフォルダが出来た。「年別の整理」を選ぶとカメラロールフォルダの下に年フォルダ、その下に月フォルダが作成される。後から設定を変更するとフォルダの構成も変わった。それからHEIC写真の保存方法をHEICにしておくとOneDrive for Business上もHEICで保存される。なおHEIC形式はOneDrive for Businessのサイトでは表示出来るものの通常のサイトでは表示出来ない(何か方法ある?)のでWebにアップする際はjpgに変換する必要がある。変換方法はWindows10の場合、普通にフォトアプリで開けるので「コピーを保存」でjpg形式にするだけでよい。
OneDrive for Business側の設定
OneDrive for Business側は特に操作の必要はない。iPhoneのアプリ側で操作を行うと「画像」フォルダ、その下に月もしくは年と月のフォルダが自動で作成される。
注意点
OneDrive for Businessで複数テナントを契約している場合、この設定を行うとアカウト情報を入れなかったテナントまでアプリのアカウント一覧画面に表示されてしまう。サインインを行っていないので中身を見ることは出来ないのだがURLはわかってしまう。なおサインインしたアカウントからサインアウトするとサインインしたアカウントはアカウント一覧に残るがサインインしていないアカウントは表示されなくなる。気になる場合はサインアウトし必要時だけサインインした方がいいだろう。