AQUOS wish(SIMフリー版)のレビュー

作成日:2022/02/18 更新日:2022/02/23

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持った感じ

arrows Be4 Plusとほぼ同サイズ、厚さは薄いが背面がラウンドしているarrows Be4 Plusに対して四角いAQUOS wishの方が大きく感じる。重さ的にはほぼ同じ。AQUOS sense5Gよりは一段軽い。手触りとしては少しザラザラした感じでこれならカバーがなくても滑って落とす可能性は低そう。指紋も付きづらいが手脂が染み込んだら取れないだろうなぁ。爪で弾くと軽い音なので安っぽいと感じるかもしれない。まあ実際安いのだからしかたない。

ディスプレイ

室内でしか使用していないので明るさに関しては不明。室内であれば特に問題はない。発色はやはり有機ELのarrows Be4 Plusの方が鮮やかになる。AQUOS wishは赤がくすんだような感じ。AQUOS sense5Gの方が有機ELに近い。ただこのあたりは好みの差も出てくる。有機ELの発色はどぎついと感じる人もいるかもしれない。また画質は標準、ダイナミック、ナチュラルから選択が可能。AQUOS sense5Gにあったおススメはない。少し気になったのはディスプレイの四隅が結構丸く切られていてそのため上部の通知エリアは若干表示できる項目が少なくなりそう。

カメラ

写りはまだわからないが測光方式は中央重点、焦点距離の35mm換算は4.0mmとバグってる。サードパーティーカメラによるRAW出力は可能。arrows Be4 Plusほど色の癖はなさそう。

(02/20追記)35mm換算は26mmくらいの模様。

(02/23追記)カメラのサンプル

ノーマルモードの画像
SH-M20 / ノーマルプログラム / 3.6mm / 1/20 / F2.0 / +0.0EV / ISO831 / ノーマルモードの画像
ナイトモードの画像
SH-M20 / (ノーマルプログラム) / 3.6mm / 1/12.3 / F2.0 / +0.0EV / ISO828 / ナイトモードの画像
LightroomでDNG撮影して現像した画像
SH-M20 / (ノーマルプログラム) / 3.6mm / 1/30 / F2.0 / +0.0EV / ISO953 / LightroomでDNG撮影して現像した画像

Lightroomで夜景を撮影する場合は手ブレ防止のためにシャッタースピードを1/30に固定することにしている。ぱっと見でいいのはやはりナイトモードの画像かな。ただシャッタースピードが遅いのでブレるリスクが上がるのとファイルサイズが小さいのでかなり圧縮かかっているかなぁという気も。LightroomでDNG撮影すればいろいろ出来るがそんなことをするくらいならもっとカメラ性能のいい端末を使うべきで。ただブレ防止でLightroomを使用するというのはありかな。標準カメラアプリでもマニュアル指定出来るといいのだけど。

比較対象としてarrows Be4 Plusでも撮影してみた。

HDRの画像
F-41B / ノーマルプログラム / 3.6mm(換算27mm) / 1/15 / F1.8 / +0.0EV / ISO800 / HDRの画像
夜景モードの画像
F-41B / ノーマルプログラム / 3.6mm(換算27mm) / 1/15 / F1.8 / +0.0EV / ISO800 / 夜景モードの画像
LightroomでDNG撮影して現像した画像(arrows Be4 Plus)
F-41B / (ノーマルプログラム) / 3.6mm / 1/30 / F1.8 / +0.0EV / ISO481 / LightroomでDNG撮影して現像した画像(arrows Be4 Plus)

Lightroomの撮影結果、ISOが随分と違っている。どうもシャッタースピードを手動設定したタイミングのISOに固定されてしまうようでシャッタースピード手動、ISO自動には出来ないようである。あとで条件揃えて取り直しだな。標準カメラアプリのファイルサイズはarrows Bes4 Plusの方が大きい。

バッテリー容量

これから確認。

指紋センサー

登録時に特に難しいということもない。机の上に置いたまま解除することも可能。ただその場合、位置がわかりにくい。慣れれば大丈夫か。思ったより誤って触れてしまいバイブレーターが作動する。

イヤホンジャック

auのサイトではハイレゾ非対応になっているがサンプリング周波数96kHzの音源で40kHzまでまあまあ綺麗に出ている。まあ音質は知らんけど。ハイレゾ対応って言ってよかったのでは?音量は少し小さめか。RMAAでも音量が小さいので音質の評価は低めに出ている感じ。

(02/23追記)RMAAの結果はこちら。周波数特性以外は音量やPC側の環境に影響を受けるので参考程度に。最大音量でも少し音が小さいので評価は低めになる。本当は普段聴くボリュームで評価したいところだけどどうせ多少の違いは聴いてもわからんだろう。
YouTube Musicで96kHz/24bitを再生
あとイヤホンジャックの位置を下にするのにType-C DACを使ったがは結構なタイミングでノイズが出る。これはなんとかならんかな。別のを試してみるか。これ相性なのか端末の問題なのか外部環境なのかがわからんのよねぇ。

キーの配置

電源ボタンの位置は普通。ちゃんと親指のところにくる。

その他

アプリの描画速度に関してはAQUOS sense5Gと同じくらいか。GPUがAQUOS sense5G(というよりSnapdragon 690 5G)のAdreno 619Lに対してAQUOS wish(というよりSnapdragon 480)はAdreno 619なので。ただしあいかわらず縦スクロールが遅い。じっくりと比較してみると1回の弾きで動く量が少ないわけではなかった。ただ指の速度からかなり遅れて長時間動く感じ。ホイールが重いイメージ。良く言えば上品、悪く言えばモッサリ。チューニングだろうから選択出来るといいのに。人間側が慣れればいいって?

メイン機にするかはもう少し使ってからの判断になるがスクロールに慣れられるかどうかが決め手か?

完全に蛇足だがドコモ機の絵文字はどうにかならんのかね。

(02/23追記)アプリの動作に関してはSnapdragon 460のarrows Be4 PlusよりSnapdragon 480のAQUOS wishの方がストレスなく動く。スクロールは画面の内容を読み取ろうとしているときはそこまで速い必要は無いので問題ないが読み飛ばして上、下へ移動したいときは気になる。