モバイルルータFS040Wを購入&レビュー

作成日:2020/08/16 更新日:----/--/--

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Pixel 4aも何となく踏ん切れないしXperia 10iiもだし、けど物欲は消化したいし。ということでモバイルルーターのFS040Wを購入した。作っているのは富士ソフト株式会社という一見ソフト屋さんのような名前の会社だがいろんなものに手を出している。モバイルルーターとしてはFS020W→FS030Wと来て今回のFS040W。知っている限り3代目。FS010Wが存在したかは不明。自分としてはFS030Wに次ぐ2代目。

FS030Wから何が変わった?

まずスペックに関しては公式を見て欲しい。
+F FS040W 製品仕様 | FSmobile | 富士ソフト株式会社
+F FS030W 製品詳細|富士ソフト株式会社
LTEに関しては下りの速度が最大150Mbpsから最大300Mbpsになった。単に速度速くなったというよりLTEのカテゴリー4からカテゴリー6(LTE-Advanced)に変わっているのだろう。実際の通信速度としては30Mbpsから40Mbps程度しか出ないだろうが安定感等が増す事を期待。またauのバンド3、26、41とソフトバンクのバンド41に対応するようになった。ソフトバンクのバンド41に関しては5Gの整備に向けて縮小されるという噂だがどうなのだろう。それからUSBがmicroBから3.0Type-Cに変わっている。ACアダプターの説明からPD対応?また、SIMの形状がMicroからnanoに変更。ほとんどの端末がnanoSIM化しているのでこれでアダプターを気にしなくて済む。スロットの形状も変更されている。無線LAN側は大きな変更はなくac、433Mbps、2.4Ghz/5GHzの対応。連続通信時間も最大20時間と変わらず。唯一減った機能はBluetoothテザリング。しかし使用時間が24時間に増えるものの速度は最高3Mbpsと落ちるしそもそも20時間使用出来れば十分なので出番がなかった。よって実質マイナスはないという感じ。

実際に使用した感じは?

まだ届いたばかりなのでちょっとだけ。まずSIMスロットの形状変更に関して。FS030Wの押さえつけるタイプはSIMが取り出せなくなるという心配がないのはいいのだが蝶番の耐久性に不安がある。MicroSIMならまだしもnanoSIMにアダプター使用だとちょっとした事で収まりが悪く蝶番に負荷がかかり外れてしまう。実際、何台かのスマホはそのような状態になったしFS030Wも少し不安な状態になっている。それに対してFS040Wは滑り込ませ深く刺すと反発して出てくるというタイプ。ただこのタイプもバネを使用しているし出てこなかったらという不安はある。実際、楽天モバイルのSIMを刺したら出てこなくなった。楽天モバイルのSIM、他社より厚いという話がありそのせいで引っかかったのかと思った。針を刺して抜き取ったがどうも押し込み方が足りなかっただけの模様。しかしこのような事態になると焦ってしまい冷静な判断が出来なくなる。

その他では蓋が力ずくで開けるタイプに変わり開けづらい、バッテリーを外すのにバッテリーについているテープを引っ張る必要がある(全体の形状から後からテープが必要になったと考えられる)、ストラップホールが蓋を開けないとストラップを変えられないタイプになった。充電時間は短くなったような気がする。と、こんな感じなのでSIMスロットの形状変更以外はあまりプラス点がない印象である。実際の通信ではFS030Wでも特に問題がなかったので現状、FS030Wで問題がない人は焦って買い換えなくてもいいかもしれない。一方で他社製の連続通信時間が10時間程度のルーターを使用している人は購入を検討してもいいかもしれない。どのような使用方法かにもよるがFS030W、FS040Wの場合は朝、家を出る際に電源をオンにしたら買えるまでオンにしっぱなしである。使用する時に電源をオンにするという面倒臭さがない。モバイルルーターは多少の速度差よりも連続稼働時間で選ぶべきだと思う。