ウィルコムは何故敗れたか?

ウィルコムは何故、私的整理に追い込まれたか?

素人目で考えてみる。

そもそも携帯とPHSではそれぞれ特徴があった。
携帯
・基本料金が高い
・通信速度が遅い(mova時代は9600bps→28.8kbps)
・パケット代が高い
・移動に強い
・端末のおまけ機能が豊富
・音声の質が悪い
・電磁波が強い
PHS
・基本料金が安い
・通信速度が速い(32kbps)
・パケット代が安い(パケット通信が出来るようになったのは遅かったけど)
・移動に弱い
・端末のおまけ機能が貧弱
・音声の質がいい
・電磁波が弱い

ところが携帯は2年縛りに違約金が約1万円とはいえ基本料金980円が
普通になり、通信速度は7.2Mbpsになりパケット代も定額制になりと
PHSの利点は音のよさと低電磁波というほとんどカタログで重視されない
項目だけになってしまった。
また、ウィルコムは契約者のほぼ半数がデータ通信であったが、
こちらもイー・モバイルに速度で負け、ドコモに速度とエリアで負けと
料金くらいしか優位になる部分がなく、それにしても速度差を
埋めるに至らなかった。
最近になってスペシャルモデルで月額980円を出してきたが、
基本料金を弄らないとインパクトが薄い。
また、新規ばかりを優遇し既存顧客の囲い込みを怠ったため、
高いコストで新規顧客をとってもそれ以上に既存顧客に逃げられた。
ひとり解約させないということはひとり獲得するのに等しいのに。
新規だと端末のインセンティブを支払って980円にされるけど、
既存顧客の契約変更で980円にされるならインセンティブなしで
済んだのに(端末メーカーは辛いけどね)。

結局、ほぼ何も手を打たなかった結果が今回の私的整理という状況に。
2年縛り980円のプランが出せたかわからないが、いずれにしても
後手後手に回ったのは確かだと思う。


Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

four × two =